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2005年11月15日(火) |
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【サービス業における大学発ベンチャー】
講師:(株)ジェイウェルドットコム
代表取締役社長
田代 喜望 (株)トレジャー・ファクトリー 代表取締役社長
野坂 英吾
コーディネーター:
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 教授 柳 孝一
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ジェイウェルドットコム 田代氏
トレジャー・ファクトリー 野坂氏
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ジェイエウェルドットコム 田代氏 講演サマリー
ジュエリーとアクセサリーの電子商取引の専門会社として2000年に設立された。田代 喜望社長は早稲田大学アジア太平洋研究科 柳
孝一教授研究室の卒業生である。
起業するときに、いろいろな人に相談したところ、誰もが反対したそうである。しかし、田代氏は、皆が感性的な商品を扱うことに躊躇していたことを逆にとらえて、「2年間のリードタイムがあるから成功する可能性がある」と直感したそうだ。
いろいろな失敗を繰り返したが、現在では年商3億円の規模となり、この業界でもリーディング企業の一つに成長している。田代氏の失敗談を聞くと失敗の可能性が90%で、成功の可能性は10%ぐらいしかなかったように思える。しかし、成功確率が低いと思われる事業で成長し続けているのは、田代氏の成功への強い信念に帰依しているからだろう。同社は現在、株式上場へ向けた準備を進めている。
→ 株式会社ジェイウェルドットコム
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トレジャー・ファクトリー 野坂氏 講演サマリー
1996年2月に設立され、現在は売上高14億円のリサイクルショップ企業に成長している。起業のきっかけになったのは、当時、多摩大学の柳
孝一教授のゼミに、日本大学の学生であった野坂氏が顔を出したことだった。
同社と普通のリサイクルショップとの違いは、(1)大型店舗である点、(2)清潔で整理されている点、(3)POS管理で単品管理ができており、メーカー名、製造年月日、製品状態が値札に表示されている点、(4)6ヶ月の保障がついている点などがあげられる。
同社のビジネスモデルは、リサイクル品を買うときのリスクを取り除いているため、顧客が買い求めやすくなっている。毎年成長率130パーセントで成長しており、2007年までに直営店35店舗、フランチャイズ店15店舗へと事業拡大することが目標である。さらに海外展開も視野に入れて、株式上場の準備を進めている。
→ 株式会社トレジャー・ファクトリー
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