桔梗屋 中丸氏 講演サマリー
ベンチャー起業家タイプというのは、いわゆるマネージャータイプでないとう気持ちがあり、日頃から意識的に変わり者であろうとしているところがある。
桔梗屋は、創業明治22年である。第二次大戦後は、しばらく甘いものであれば何でも売れた時代があった。しかし、昭和30年代に入り、食糧事情がよくなるにつれ洋菓子店が台頭し始め、いわゆる町の普通のお饅頭屋さんの淘汰が始まり、桔梗屋も危機にさらされることになる。
そこで、自分の父親である先代の3代目が洋菓子に対抗すべく新製品の開発に取り組むことになった。他の店が取り組んでいない新しい物を開発しようということで、出来た商品が現在でもヒット商品の「桔梗信玄餅」であった。
ベンチャー経営はよく「結果論」で語られることがあるが、自身もそれは、当然であると考えている。つまり経営は、教科書が最初にあって、そのとおりにやればうまく行くというものでは、けっしてない。
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桔梗屋
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Zeel 尾関氏 講演サマリー
WERUの会合は、ベンチャーサポート系の方が中心と聞いた。ベンチャーサポートというのは、病院にたとえると、小児科に似たところがある。つまり、患者にはお金はもちろん無いし、あまりしゃべることもできないので、いろいろこちらから問いかけてやる必要がある。
おそらく出席された方も、お金儲けを第一に考えているのではなく、ベンチャー企業を育てることや、やりがいを大切にする方が多いと思う。自身も同様に、やりがいを追求した結果、会社を売却したり、新しいことに挑戦し続けることになった。
同世代の人間と少し違う生き方をするきっかけは、高校時代に先生に誘われて、タイの山岳民族のためのボランティア活動をしたことが原点である。水道工事をする活動であったが、普通の高校生と違うことをすることで、注目されるのが、だんだん快感に変わるようになった。これが、人と違う人生を歩みたいなと思い始めるきっかけであった。
大学時代に、いろいろな活動をとうして、サイバーエージェントの藤田氏と出合った。サイバーエージェントには、面白そうなことは何でもやろうという意気込みがあり、失敗したプロジェクトの中でも、いろいろな人との出会いがあった。そのような人との出会いがきっかけで、自分も起業する機会を得ることになった。
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Zeel
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