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講演およびパネルディスカッション |
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司会 WERU 理事 西山
茂 |
開会の辞 |
WERU 代表理事 大江
建 |
歓迎挨拶 |
早稲田大学総長 白井 克彦 |
歓迎挨拶
早稲田大学総長 白井克彦
早稲田大学でも文部科学省が進めているスーパーCOEのもと、大学で生まれた技術を特に医療、健康分野に社会還元する動きがはじまった。このプログラムにおいては、学生の育成に特に注目している。様々なアイディアを社会で活かすためには、アントレプレヌールシップを発揮しなければならない。よって、このプログラムから起業家が生まることも期待している。 |
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基調講演
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イスラエル発ベンチャーと大学の役割
駐日イスラエル経済担当公使 ノア・シャニ |
企業の成功イノベーションと大学の役割
三菱化学(株)常務取締役 MIT教授 ジョージ・ステファノポーラス |
基調講演
「企業の成功イノベーションと大学の役割」
三菱化学(株)常務取締役
MIT教授
ジョージ・ステファノポーラス
OECDの調査によると、化学業界は現在世界のGDPに対して、最も貢献している産業である。しかしながら、2004年から化学産業の成長率は、全世界のGDPの成長率に比べて0.5%下回ると予想されている。よって、化学産業は転換点を迎えたといえる。これにより、他社間の競争力が増すことが予想される。
競争優位を保つためには、価格の切り下げだけを顧客に求められるようなビジネスモデルは避けるべきである。製品のバリューチェーン(技術、マーケットチャネル、ポジショニング)の優位性を独占できるモデルを構築しなければならない。 |
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講演 |
急成長戦略と大学発ベンチャー
シスコシステムズ(株)執行役員 大和 敏彦 |
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講演 |
大学発ベンチャーからの成長
株式会社総合医科学研究所(創業者・非常勤取締役)
大阪外国語大学保健管理センター助教授 梶本 修身 |
講演
「大学発ベンチャーからの成長」
株式会社総合医科学研究所(創業者・非常勤取締役)
大阪外国語大学保健管理センター
助教授 梶本 修身
総合医科学研究所(以下総医研)のビジネスモデルの大きな特徴の一つが、「Multiple
Seeds for 1 Goal」である。まず目標設定を痛みの度合を知るためのバイオマーカーだとする。一つのシーズ技術に頼って開発するとリスクは大きいが、総医研の特徴は、Multiple
Seedsであり、様々な大学で生まれたシーズ技術を用いてバイオマーカーの開発を行う。このことにより、リスクを最小限に留めている。
もう一つの特徴が「Multiple Profit-making Source」である。これは、バイオマーカーを標準化して外部機関でも使用可能として得る、ロイヤリティー収入、特定保健用食品(トクホ)の効果を調べるための臨床試験収入、実際にトクホ商品が売られ場合のロイヤルティー収入が上げられる。
さらに、「Needs-oriented R&D」が上げられる。これは、社会の需要、消費者の需要からの出発ということである。大学発の場合は、シーズ発想的なものが多いが、社会のニーズを満たせなければビジネスは成立しにくい。 |
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パネルディスカッション |
コメンテータ 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授 東出
浩教 |
【第1部】
オープンイノベーション戦略とはなにか? |
●パネリスト●
株式会社総合医科学研究所(創業者・非常勤取締役)梶本 修身
WERU 代表理事 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授 柳 孝一 |
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【第2部】
オープンイノベーション時代における大学発ベンチャーの可能性 |
●パネリスト●
アイ・ピー・エックス株式会社代表取締役 吉野 仁之
早稲田大学理工学部電子・情報通信学科教授 大泊 巌
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授 吉川 智教
WERU 代表理事 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授 松田 修一 |
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