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第1回 Institutional Supporter勉強会 |
2009年4月24日(金) |
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場所:早稲田大学シルマンホール
1. 勉強会の立上宣言
WERU代表理事 東出浩教
2. 記念講演
『ベンチャー支援体制の軌跡〜 90年代半ばから現在まで 〜』
株式会社 大和総研 産学連携調査部長 岡村公司氏
3. 参加者自己紹介
4. 勉強会の活動方針に関する説明
WERU代表理事 東出浩教
交流会 |
大和総研 岡村氏
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1. 勉強会の立上宣言
(東出WERU代表理事)
東出WERU代表理事(早稲田大学ビジネススクール教授)より、Institutional Supporter 勉強会を立ち上げる宣言がなされた。その要旨は下記のとおりである。
『「組織的にベンチャー支援を行なっている、インキュベーションやベンチャーキャピタルは厳しい経済環境の中、今後何をしていけばいいのか?」このたび、WERUが新勉強会を立ち上げた。具体的な事例を元に、ベンチャー支援のあり方について議論し、新たな知恵を共有、そして社会に発信していきたい。』
2. 記念講演 『ベンチャー支援体制の軌跡〜 90年代半ばから現在まで 〜』 大和総研 産学連携調査部長 岡村公司氏
記念講演として、椛蝌a総研 産学連携調査部長 岡村公司氏より、『ベンチャー支援体制の軌跡〜 90年代半ばから現在まで 〜』とのタイトルで講演が行なわれた。岡村氏は、90年代から、産学連携を中心に日本のベンチャー支援について継続的な調査を行なっている。今勉強会の立ち上げにあたり、日本のベンチャー支援に関するポイントを整理いただいた。その要旨は下記のとおりである。
- 日本のベンチャー支援の本格的な歴史は、1990年代から始まった。1995年に、店頭特則銘柄市場が新設され、新興マーケットの整備につながる。98年には、大学など技術移転(TLO)促進法施行され、99年には国の委託研究成果の民間移転が可能となる。(日本版バイ・ドール)その結果、産学連携が本格的に始動した。
- 1990年代後半より、独立系ベンチャーキャピタルの設立が相次いだ。また、2000年ごろより、日本の主なネットワーク・インキュベーターの開設が相次いだ。
- 1999年の東証マザーズ開設以降、設立年次の若いベンチャー企業の株式公開が相次いだ。しかし、2007年度、2008年度は株式公開企業数が大きく落ち込んだ。再び、新興市場を活性化するために、投資家の不信感を拭う必要がある。現在は、より優良な投資物件を提供していく環境整備の過渡期であると認識している。
- ハイテクベンチャーの輩出に関して、大学が大きな役割を担うものだと認識している。人材を育成する、「教育」の側面、技術シーズを創出する「研究」の側面、情報および人材交流のハブとしての、「交流」の3側面から、重要であると考える。
3. 参加者自己紹介
4. 勉強会の活動方針に関する説明 (東出WERU代表理事)
東出WERU代表理事より、Institutional Supporter勉強会の今後についての説明があった。6月に第2回目を予定している。
交流会
本勉強会終了後、場所を移して交流会を開催した。
→ Institutional Supporter 勉強会とは?
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